まずは簡単に整理しておきましょう。
- Tracks は、DISCO におけるファイルの基本単位です。音声、動画、メタデータなどは、すべてここを中心に扱います。
- Playlists は、Tracks をまとめて整理・共有するための最も基本的な単位です。
- Pages は、Playlist の見た目を整えるためのデザイン機能です。
- Artist Profiles は、Catalogs や Pages で表示するための、トラック、画像、プロフィール、SNS 情報をまとめる仕組みです。
- Channels は、Playlists を整理・グループ化するためのフォルダ構造です。
- Inboxes は、他の人からファイルを受け取るためのシンプルな仕組みです。
- Catalogs は、複数の playlists、tracks、albums、artist profiles をまとめて掲載できる、検索しやすい curated micro-site です。
Tracks:DISCO のすべての土台
Tracks は、DISCO の基本となる構成要素です。アップロードしたすべてのファイルは、音声でも、動画でも、画像などのビジュアル素材でも、Track として保存されます。再生、メタデータの追加、Notes やタグ、アートワークの管理も、すべてここで行います。
ユーザーが直接扱うのは生のファイルではなく、Track です。Track をもとに、Playlists に追加したり、Channels で整理したり、Catalogs で見つけやすくしたり、Pages で見せ方を整えたりできます。
WAV、AIF、MP3 など複数のファイル形式を、ひとつの Track にまとめて紐づけることもできます。さらに、インスト版、ステム、譜面などの別バージョンも、メインの Track の中に整理して保持できます。
Track は、いわばデジタルのレコードスリーブのようなものです。必要な情報をひとつにまとめ、それを Playlists、Channels、Catalogs など複数の整理・共有構造の中で活用できます。

Playlists:ファイルを整理・共有するための基本単位
Playlists は、Tracks をテーマや目的ごとにまとめるための機能です。雰囲気やテーマに沿って楽曲を提案したいとき、新譜をまとめたいとき、ミックス違いを比較したいとき、ビートやループを整理したいときなど、さまざまな場面で使えます。
パスワード保護、リンクの有効期限設定、共有相手ごとの個別リンク作成にも対応しています。アクセス状況も確認できるため、誰がいつ聴いたかを把握できます。
シンプルに使い始められる一方で、数曲のデモ送付から、カタログ共有、大きな提案素材づくりまで、幅広い用途に対応できます。

Pages:Playlist を、より伝わる見せ方にする
DISCO Pages は、Playlist に適用できる2種類のデザインテンプレートです。Artist Page と Album Page が用意されています。
Pages を使うことで、Playlist をより視覚的で情報量のある形にできます。新譜の紹介、アーティストの紹介ページ、EPK、composer reel、ビジネス向けのプレゼン用途などに適しています。
bio、プレスリリース、アートワーク、動画、画像、SNS リンク、カスタムセクションなどを追加して、作品やアーティストの背景まで含めて伝えられます。

Artist Profiles:Tracks と Pages をつなぐ裏側の仕組み
Artist Profiles は、同じアーティスト名がメタデータに入力された Tracks を自動的にひもづける仕組みです。
各 Artist Profile には、次の情報を追加できます。
- アーティスト画像
- bio
- SNS またはウェブサイトのリンク
DISCO Page を作成するときは、Artist Profile を選択します。すると、アーティスト画像、bio、SNS リンクなどが自動で反映されます。必要に応じて、各 Page ごとに個別に調整することもできます。
Artist Profiles で少し分かりづらいのは、Artist Profiles 自体は単体では共有できないという点です。これは Pages や DISCO Catalogs を支えるための仕組みであり、見た目や情報の一貫性を保つために重要な役割を果たします。
また、Artist Profiles は手動で作成するものではありません。Track の artist フィールドを入力した時点で自動生成され、同じ名前の Track がそれぞれ自動で結びつきます。

Channels:ファイルとチームを整理する
Channels はフォルダのように使える機能で、チーム内の整理、案件ごとの管理、共同作業の整理に役立ちます。たとえば次のように構成できます。
- アーティストごとに整理した catalog Channel
- 月ごとに分けた pitch log Channel
- 番組、映画、キャンペーンごとにフォルダを作った active projects Channel
使い方は、あなたの運用に合わせて自由に決められます。
他の DISCO アカウントの相手と作業する場合は、Shared Channels が便利です。レーベル、マネージャー、出版社などに対して、リンクを何度も送り直すのではなく、相手のアカウント内に Channel ごと共有できます。更新内容はリアルタイムで反映されるため、メールや再アップロードは不要です。
Shared Channels は、たとえば次のような場面で役立ちます。
- アーティストとマネージャーが別アカウントで共同作業するとき
- レーベルが PR チームや sync agent に新譜を共有するとき
- 出版社とサブパブリッシャーが互いのカタログを扱うとき
アクセス権はいつでも更新・削除できるため、管理権限を保ちながら共同作業を進められます。

Inboxes:ファイルを受け取るためのシンプルな方法
Inboxes を使うと、相手に DISCO アカウントがなくても、ファイルを簡単に送ってもらえます。メール、添付ファイル、期限切れリンク、ダウンロードのやり取りを何度もする必要はありません。相手はアップロードページから、そのままあなたの DISCO Inbox にファイルを送れます。
デモ音源、プレス素材、ミックス違い、そのほか必要な提出物を集めるのに便利です。すべてが一か所に届き、そのまま整理・確認しやすい状態で受け取れます。
ファイルを送ってもらうには、Inbox URL をコピーして相手に共有するだけです

これは Inbox のアップロードページです

Catalogs:必要なものをすばやく見つけてもらう
Catalogs を使うと、クライアントや音楽監督が、あなたの DISCO 内の大量のコンテンツを検索しやすくなります。
掲載する内容は自分で選べます。特定の Channel 内の tracks、playlists、albums などをまとめて見せることができ、Auto-tagging とメタデータによって検索しやすくなります。相手は、あなたが見せたい範囲のカタログに、24時間いつでもアクセスできます。


Tracks は、先ほど触れた Artist Profiles と自動的に結びつき、各アーティストに関連する作品も分かりやすく表示されます。
Catalogs は、自分のタイミングでコンテンツを探したいパートナーやクライアントに特に適しています。
また、設定によっては、あなたの Catalog を DISCO 上の認証済み Music Supervisors にも表示できます。その場合、tracks は platform 全体の検索結果にも表示されるようになります。

どうつながっているのか
DISCO の各機能は、作業を速くし、整理しやすくし、音楽をより見つけやすく、聴きやすく、扱いやすくするために設計されています。たとえば、次のように組み合わせて使えます。
- ファイルを Tracks としてアップロードし、再生・メタデータ追加・共有の基盤にする
- Inboxes を使って、共同作業相手から tracks や素材を受け取る
- Playlists を作って、tracks をまとめ、試聴・ダウンロード用リンクとして共有する
- Pages を使って、Playlists に bio、画像、動画、SNS などを加え、見せ方を整える
- Channels を使って、Playlists をフォルダ構造で整理する
- Catalogs を共有し、クライアントが curated collection の playlists、tracks、albums、artist profiles を検索できるようにする

